医療事務の求人には、この業界ならではの「表記」や見落としやすい「表現」などが使われていることも…。そこで、求人情報の見方とチェックポイントを覚えておきましょう。
見方とチェックポイント①
求人情報は、小さな文字で細かく書いてあり、記載されている情報を見落としてしまうこともあります。そこで、求人情報を見る際に、最低限チェックするポイントを覚えておきましょう。
ひとつ目のポイントは「雇用形態」。求人を掲載する医療機関は、できるだけ多くの応募者にきて欲しいという理由で、「医療事務」とは書かず「受付事務」と表記するケースもありますので、見落とさないように注意しましょう。
ふたつ目は「応募資格」。
年齢、資格、経験などをよく確認しましょう。一般的に「○歳マデ」や「未経験者不可」など、明確な規定が書かれていなければ、資格や経験がなくても応募できると考えてよいでしょう。
最後は「キャッチコピー」です。
「○○な方歓迎!」など、求人情報に書かれているキャッチコピーは、どんな人を採用したいかという意図が表れています。たとえば、「土日働ける方・有資格者歓迎!」と書かれていれば、平日よりも週末に働けて、資格がある人を求めていることがわかります。
これらの情報を確認し応募したいと思ったら、書類を送る前に電話で確認をすることも大切。また、書類を送る際は、印象をよくするために、履歴書の写真や文字、自己アピールなどが重要になります。
雇用形態・応募資格・キャッチコピーーをチェック!
見方とチェックポイント②
求人情報を見る際のポイントとして、媒体の傾向を知っておくことも大切です。
たとえば、診療所や歯科クリニックなどは、折り込みチラシで近隣に住んでいる主婦などを対象に、募集をしているケースがあります。そのため、子供が幼稚園に行っている間に働きたいという場合は、折込みチラシをチェックするのが有効です。
新聞をとってない人は、近隣の図書館などで閲覧できる場合もあるので確認してみましょう。同じ理由で、駅などに置いてある求人情報誌やフリーペーパーも、配布している地域や沿線に絞り込んだ求人が掲載されており、「医療・介護特集」を組んでいることもあります。
これらの媒体は何よりもスピードが大切です。条件のいい求人は、応募が殺到して数日で締め切られることも。媒体の発行日(基本的に1週間単位で発行)を調べ、最新の情報をできるだけ早く入手しましょう。
また、大規模な病院や大学病院は、折込みチラシなどに求人を掲載することはまれです。外部のコンサルティング会社や業務委託会社で募集をしたり、病院のホームページで直接応募するケースが大半。最近は町のクリニックでも、委託や派遣を利用するケースがあります。規模の大きい医療機関に勤めたい場合は、方法をかえて求人情報を探すとよいでしょう。
媒体の傾向を知って希望に合った求人を
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