医療事務の資格には、取得するとより高度な業務を行なえるものがたくさんあります。
歯科を希望する場合は?
現在、歯科医療事務に限定した資格はありませんが、代表的な資格は歯科と医科で試験内容が選べます。
「診療報酬請求事務能力認定試験)」、「医療事務技能審査試験」、「医療事務管理士®技能認定試験」などの資格は、歯科で受験できます。
また、保険点数の算定方法やカルテの書き方など医科と違う点も多いので、歯科クリニックなどで働きたい場合は、歯科に合わせた勉強をしましょう。
代表的な資格は歯科で受験できる
役立つコンピュータ関連資格
大学病院などの大規模な医療機関への就職を希望している場合は、より専門的な医療秘書や医事コンピュータ、診療情報管理に関する資格などについても知っておきたいもの。
これらの資格はどれも人気が高く、とくに専門性の高い診療情報管理士の資格は、専修学校で医療事務の基本知識を学んだ後、資格取得のコースを選択できるカリキュラムを導入しているところもあります。医事コンピュータに関する資格は、今後もIT化が進んでいく医療機関において、ますますニーズが高まる資格といえるでしょう。
資格でスキルアップ!!
医療事務の資格には、取得するとより高度な業務を行なえるものがたくさんあります。
たとえば、医療情報管理に関する資格は、診察、治療、検査などを記録したカルテ(診療情報)管理のスペシャリストを目指す人にオススメ。
また、医事コンピュータに関する資格は、電子カルテや電子レセプトなどのさまざまな医事コンピュータを自在に操作できる情報処理の専門職として重宝されます。医療秘書に関する資格は、大学病院などの大きな病院内で、院長や医局、大学教授の秘書として、医療活動及びコミュニケーションが円滑に行なわれるよう事務処理ができます。仕事をしていく中で、自分の適性を見極めて、資格にチェレンジするのもよいでしょう。
コンピューター関連資格は大きな病院でニーズが高い!
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