医療事務の基本業務となる診療報酬の請求をするためには、数年ごとに改定が行なわれる医療保険制度や、高齢者医療制度などの知識が必須です。
また、カルテを読み取りレセプトを作るためには、医学用語の知識もある程度必要です。医科では人体構造や疾病についての名称や知識、歯科では歯の名称や記号など口腔についての知識、調剤なら医薬品の種類と薬効分類を学んでおきましょう。
これらの保険制度や医療法規などは、学ぶほどに奥深さと楽しさを実感できるはずですから、ぜひ挑戦してみてください。
法規や医学用語は実務で役立つ!
診療報酬請求事務の知識
診療報酬請求事務では、診療報酬点数表の算定やレセプトの正確な記入方法、間違いをチェックして修正できる知識などが問われます。
学科試験では、診療報酬点数表を見ながら、診療内容などを項目別に正確に点数に置き換え算定する、という一連の流れを覚える必要があります。ポイントは、算定する際に使用する診療報酬算定表は、通常2年ごとに改定されるので新しい情報で学びましょう。
レセプトを作る一連の流れを覚えよう!
実技試験対策は?
実技試験は、医科・歯科・調剤のどの分野も、大半がレセプトの作成です。資格によってカルテからレセプトを作成する場合と、作成したレセプトのミスや間違いをチェックする場合がありますので、目指す資格に合わせてスキルを身につけましょう。
実技試験では、決められた時間内に正確なレセプトを3枚作成しなければならない場合もあります。時間が足りなくなることが多いのでスピード面の対策も必要です。
ほとんどの試験では、診療報酬点数表と電卓の持ち込みが認められています。問題集などで繰り返し練習しておくと、早く作れるようになるので慣れておくとよいでしょう。
スピードも求められる!
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