専門学校や短大などでの資格取得。
そのメリットとデメリットは?
メリットその1
専修(専門)学校や短大のメリットは、取得できる資格の数が多いことです。これらの学校では学習期間が長く、1~3年かけて専門的な分野までじっくりと勉強します。
2年制の専修(専門)学校の場合、平均10種類以上の資格を取得することが可能です。たとえば、診療報酬請求事務能力認定試験や医療事務検定をはじめ、秘書、パソコン、電卓計算、ペン字、簿記、ビジネス文書に関連するものなどがあります。複数の資格を取得できれば就職も有利になり、仕事の幅も広がります。給与待遇がよくなることも考えられるので、時間をかけたぶんのメリットもあるといえます。
平均で10種以上の資格が取得可能!
メリットその2
専門(専修)学校や短大には診療情報管理士などのように、特定資格の受験資格が得られる認定校があります。そのため、在学中に受験資格を満たして資格を取得することが可能です.
特定の資格を取得したい人は、専門(専修)学校や短大が向いています。ただし、自分の希望する資格の認定校かどうか入学前に確認しましょう。
専門的な資格の取得が可能
メリットその3
専修(専門)学校は就職率の高さが魅力です。医療機関と連携している学校も多く、授業の一環で医療現場での実習を行なうなど、現場で役立つ内容もしっかり学べます。
特定学校の修了生を積極的に採用している医療機関もあり、中には正職員就職率が98%という学校もあるほど。資格の勉強だけでなく仕事に直結する学習ができ、さらに就職の不安がないことは、大きなメリットといえるでしょう。
就職率が高い
デメリットその1
多くの専門(専修)学校や短大は、入学から卒業までに2~3年かかります。就職するまで最短でも2年間必要になるので、社会人や主婦には難しい方法です。ただし、1年制の専門学校もあるのでまとまった時間が取れる人は選択してはいかがでしょうか。
2~3年と学習期間が長い!
デメリットその2
専修(専門)学校や短大は、長い時間かけてていねいに学習ができる一方でかかる費用も決して安くありません。また、学校が遠い場合は、年間に支払う通学費用も大きくなります。
費用面でのデメリットもありますが、医療事務は年齢を気にせず働けて結婚や出産後の復職もしやすいですから、長い目で見ると自己投資する価値もあるはずです。
費用の負担が大きい
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