別名「歯科助手」と呼ばれる仕事。歯科医院は個人開業医が多く、施設の規模やスタッフ数も診療所やクリニックとほとんど変わりません。そのため、事務処理はもちろん、患者さんの対応から院内の清掃など幅広い役割が求められます。
職場での役割・業務内容
歯科では診察室内で治療用器具の滅菌や殺菌、照明の向きの調整など、医療事務スタッフが治療の補助に近い仕事(歯科助手)をすることも特徴です。
また、最近は歯の治療だけでなく、審美・矯正など美容歯科に特化した医院も増えています。このようなところでは治療室の個室化やていねいなカウンセリングなど、サービス面にとくに力を入れています。その他、小さな子供の治療に特化した歯科医院もあります。
このように、歯科医院は内科や外科などの診療所やクリニックに比べ、業務の内容や求められる役割に幅があることも覚えておきましょう。
事務作業だけでなく助手としても期待される
お仕事のスケジュール
8:00【診察の準備】
診察開始30分前に出勤し、診療器具の滅菌などの準備を行なう。
予約確認・検査結果なども確認しておく。
8:30~【カルテの確認と準備、治療補助】
医事課から回ってきたカルテを担当の医師ごとに振り分けたり、抜歯などに使う器具の準備をする。
また、治療の補助として照明の調整や器具の受け渡しなども行なう。
12:00【昼休み】
13:00~16:30【午後の診療】
基本的には午前中と同じ作業。
17:00【午後の診療終了】
器具を洗浄し、サプライ(滅菌室)に運び、片付ける。
診療が終了しても口腔外科は外科処置を行なうため、外傷患者の急患も運ばれてくることも。
治療の補助をすることは病院やクリニックとの大きな違い
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