診療所やクリニックは、医師が1~2名、看護職員、事務職員がそれぞれ1~3名という比較的小規模な場合がほとんどです。 そのため、色々な役割が求められます。
職場での役割・業務内容
受付、会計、カルテの管理、レセプト業務といった医療事務の業務は、ほぼ窓口で行ないます。そして、診察のアナウンス、医師や看護師への伝言、患者さんの対応から院内の清掃と、小規模だからこそ業務の幅も広く、オールマイティな役割が求められるようです。
また、窓口は待合室と一緒になっている場合も多く、患者さんとの距離が近いため、笑顔や気配りを忘れないことも重要です。このように院内の雰囲気作りは、小規模な診療所やクリニックではとくに大切といえるでしょう。
最近は、診療所やクリニックも電子カルテなどが積極的に導入され、IT化が進んでいます。医師が診察室で診療内容や検査内容を入力すると、診療費が自動的に計算され、医療事務スタッフはデータを元に患者さんに請求するだけでよくなりました。 診察予約などもデータで管理されるようになり、窓口での医療事務スタッフの負担は、大幅に減っているようです。
診療所やクリニックでは、幅広い業務をまかされる中心的な存在
お仕事のスケジュール
8:30【出勤】
患者さんが来る前に、パソコンの立ち上げやレジの釣り銭チェックなどを行なう。
9:00~【外来受付、会計業務その他】
外来の患者さんに問診表を書いてもらったり、カルテの準備をして診察室に運んだりする。診察が終わった患者さんの会計も行なう。
11:00【午前中の外来受付終了】
12:00【昼休み】
13:00~【受付、会計、データ入力など】
午前中と同様に、受付業務を行ないながら、診察室から戻ってきたカルテを元に、診療内容などをパソコンに入力。データ入力したカルテの整理も重要な仕事。
17:30【片付け・施錠】
レジの清算、書類の入ったロッカーの施錠などを行ない業務終了。
幅広い業務をまかされるため、柔軟に対応することが必要!
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