医療コンシェルジュ三澤がおすすめ!今月の1冊

医療コンシェルジュ三澤がおすすめ!今月の1冊

私が酒向氏と初めて会ったのは、ある人材会社での講演会。

今まで「守り」という概念を抱いていたリハビリについて、様々な経験から紡ぎ出された確実で力強い「攻めのリハビリ」というお話に、またその人柄に、すぐ魅了されてしまいました。

今日は、そんな酒向正春氏の渾身の1冊をご紹介します!

☆ あきらめない力 “攻める” 脳リハビリ医が挑む希望の人間回復

著者:酒向正春社(主婦と生活社)

著者:酒向正春 (主婦と生活社)

中学時代の交通事故で、長期リハビリを経験後、脳外科医になった酒向氏。そんな脳を知り尽くした酒向氏が、医療観の変わることになった父親の介護も経験し、“攻める”脳リハビリ医として患者に寄り添い、「人間回復」に、数々の神話を打ちたてる様は圧巻です。

世田谷記念病院による「目配り、気配り、思いやり」を基本とした科学的チーム医療で治療

この本は、私達にとって「あきらめない力」こそが、人生を切り開く最高の能力であることを教えてくれる必読書であり、そして酒向氏は、超高齢化社会を迎えている日本にとって必要な脳リハビリ医なのです。