医療事務の資格はたくさんあります｡初心者向けのものからスキルアップ向けの専門資格まで､スタンダードなものをご紹介｡
保険請求事務技能検定試験30年以上の歴史を持つ信頼度の高い資格！
保険請求事務（レセプト業務）の、知識と技能を証明できる資格です。受験資格は日本医療事務協会の講座を修了していること。合格率も高く、初めて学ぶ人にも挑戦しやすい資格です。
受講期間中なら何度でも受験できる
この資格は、医療保険学院主催の通信講座を受講することが前提で、講座の修了試験がそのまま資格試験になっています。受講期間中に何度でもチャレンジできるチャンスの多さが魅力です。
調剤事務の知識とスキルを証明する資格！
医薬分業が進む昨今、ニーズが高まっている資格で、2001年から新しく実施されました。主に調剤薬局のレセプトといえる調剤報酬請求の技能や知識を評価するもので、合格者には「調剤事務管理士」の称号が与えられます。
調剤薬局での導入率№1!
調剤報酬請求事務を行なう際の技能を評価・認定する資格｡調剤事務資格として唯一、｢専門士｣の称号が付与されます。レベル維持のため､2年に1回資格の更新（任意）があります。一部薬局では資格手当の対象にもなっています。
ドラッグストアなどで薬の販売ができる!
成分によって1類､2類､3類にわけられている医薬品のうち､2類と3類を販売できるようになる資格です｡薬剤師に次いで医薬品を販売できる資格のため､年々人気が高まっています｡
※2011年4月より試験制度が変更
医療事務の現場ですぐに役立つ資格
電子カルテやレセコン（レセプトコンピュータ）など､急速にIT化が進む医療現場に対応するため､医療事務の知識とコンピュータスキルを審査･認定する資格です｡3級の他に2級と準1級があり､いずれの試験も資格不問で受験できます｡
※2011年4月より試験制度が変更
年間約1万5000人が受験する人気資格
医事コンピュータによる､診療情報などの入力やレセプト発行において高い技能を持っていることを証明する資格｡合格すると｢メディカルオペレータ｣の称号が得られます｡
※2011年4月より試験制度が変更
診療情報管理のスペシャリストとしての証
カルテ管理の専門家として､正確に病名コーディングが行なえることを評価･認定する資格です｡合格すると｢メディカル･レコード･コーディネーター｣の称号が付与されます｡
注目度の高い専門資格
診療情報管理士として､臨床医学や診療情報管理の知識､コーディングスキルなどを認定するための資格です｡試験内容も難しく求められるレベルも高いので､ステップアップとしてチャレンジしたい資格です｡
年々受験者が増加する注目の資格秘書として､スケジュール管理はもちろん､ビジネス知識やコミュニケーション能力などのスキルを証明する資格です｡医療専門の秘書であるため､広範囲な医療知識や診療報酬請求事務（レセプト事務）などが求められますが､資格不問で受験できるため人気があります｡
日本医師会が認定している歴史ある資格
1983年の第1回試験から始まり､20年以上の歴史を持つ医療秘書資格｡医療事務の知識と情報処理技能を持ち医療分野の専門秘書として活躍できることの証になります｡医師会認定の養成機関を卒業（通学と通信がある）することが受験資格です｡
※2011年4月より試験制度が変更
スキルアップに最適な資格
医療秘書としての幅広い知識と技能を証明する資格です｡専門学校や短大などで積極的に実施されていて､ベーシックな医療事務資格である｢メディカルクラーク｣取得後に目指すとよいでしょう｡
※2011年4月より試験制度が変更
医師の事務作業を代行できる注目の資格
医師の事務作業を軽減させ､医療行為の質の向上を目的に作られた新しい資格です｡合格すると｢ドクターズクラーク｣の称号が与えられます｡
医療事務技能審査試験2級
※2011年4月より試験制度が変更
業界で最も歴史のある医療事務資格!
｢医科｣と｢歯科｣にわかれており､知名度･信頼度ともに高く､40年以上の実績がある技能認定試験です｡経験不問で受験でき､合格すると｢医療事務管理士｣の称号を付与｡これまでに18万人以上の資格者を輩出しています｡
※2011年4月より試験制度が変更
年間5万人が目指す､業界最大規模の全国統一試験!
｢医科｣でも｢歯科｣でも受験でき､合格すると｢メディカルクラーク｣の称号が付与されます｡受験資格はなく､誰でも受験することができます｡
最もベーシックな資格｡診療報酬請求業務（レセプト業務）の証明になる！
医療機関からの高い信頼と抜群の認知度を誇る資格ながら､受験資格もなく誰にでも受けられることから人気が高い資格｡
｢医科｣と｢歯科｣にわかれていて､目指す分野に合わせて受験できます｡